里山レンジャーズ落葉掻きで活躍(2012年度・17年目)

おおくぼ斜面地の笹藪を開墾し、梅・柿・柑橘類やベリ-類を植え果樹園化の道を歩み始めた。
開墾したじゅうねんだい前畑の南瓜は、またしても雑草との戦いに負けて全滅。西瓜も再びアライグマに襲われて全滅。それでも小麦は139㎏、ソバも33㎏の収穫と落胆と喜びが交錯する年になった。
栄区から依頼の農体験講座とNORAから依頼の里山レンジャーズの3回のシリーズで落葉掻きと堆肥づくりを行い、意義のある地域交流を行うことができた。
会は創立から16年目を迎え、10年史に記録された活動の記録から6年分の「活動のあゆみ」をワーキングプロジェクトで作成し、総会で会員の皆さんに披露した。

里山レンジャーズの落葉掻き 
小麦の収穫風景
会員募集ワーキングプロジェクト始まる(2013年度・18年目)
小麦は、梅雨前に早めに刈取りをしたためか、製粉収量が悪かった。じゃが芋、玉ねぎなどは豊作だった。おおくぼの西瓜はカラスやアライグマの食害に遭い、獣害対策に課題を残した。秋には日照と台風で何度も種蒔きをし直す等野菜類への被害が大きかった。冬には例年にない大雪が畑を覆い、活動に支障が出たが、雪に覆われたホウレン草などはすくすく育った。ソバは製粉機2台を駆使し、完全自家製手打ち蕎麦を賞味することができた。小麦利用では、餃子作りにも挑戦した。
会員数が減ってきたため、会員募集のためワーキングプロジェクトを起こし、募集用のパンフレット2種類を作成、近在の公共施設等に展示、栄区社会福祉協議会から畑に見学に来た広報誌『そら』、栄区活動支援センターの会報、栄区報に紹介記事を載せた。このような努力が実り、6人の退会者があったが5人の新しい仲間を迎えることが出来た。
地域交流では、サポートセンター「径」の通所者に芋掘りイベントを3回とうどん打ち1回を開催し、横浜市民活動支援センターの農講座への参加と落葉搔きの農体験講座を実施した。
総会では、世話役の交代と調理役等の担当制を拡大、従来の寄合による会運営から世話役リードによる会運営にした。会の財政は会費、 野菜頒布金、イベント、助成金と4本の収入の柱が確立し、安定した会運営できる見通しが立ったのは大きな成果であった。

ジャガイモは梅雨前に収穫 
径のジャガイモ掘り

アライグマに勝つ・スイカ大収穫(2014年度・19年目)

昼食後の初の寄合では、世話役会から第一四半期計画と『作業・栽培記録』が『畑番日誌』になるとの報告があった。
日曜日毎に雨に降られることが多く、振替作業日で農作業を追いかける日々が続いた。麦刈りもギリギリ遅らせて収穫したが、麦穂はしっかりと膨らみ豊作になった。またジャガイモやタマネギも同様に豊作だった。
夏になり、トウモロコシが順調に育ったが、ネット張りにもかかわらず獣害で全滅。ラッカセイも被害にあい、半量の収穫になった。西瓜はアライグマ対策のためにネットと鉄棒の組み合わせで防御し、80個近い大収穫をあげた。
暑い夏を乗り切る懇親会を大船いちぜんで初めて開催。沢山の人が談笑、会話を楽しんだ。
熱暑の後の秋冷えの影響か発芽状況が悪く、作物の生育に悪影響もみられたもののその一方でピーマンやシシトウは長い期間収穫でき、野菜頒布収入に貢献した。
秋の栄区民祭に参加。小麦粉に加え、ハヤト 瓜を大量に出品。小麦のフスマは障害者通所施設[径」でのフスマパン製作・販売用に寄付している。収穫祭を豚汁で祝い、27人が参加。「径」の障害者の方のサトイモ掘りと芋煮会で賑やかな声が畑にこだました。
平成10年から続いていた“さとやま通信”は、年報“活動のあゆみ”に役割をゆずり休刊とした。
年があけての戦略会議に多数の会員が集い、熱心に会の運営と新年度方針を協議し、総会の準備をした。総会は農事役と会計の交代と世話役会で協議し寄合に報告する運営方針が承認された。


玉ねぎの収穫 
暑気払い
緑栄塾20周年(2015年度・20年目)

今年度は、異常気象の影響か年間を通して天候に異常状態が続き作物栽培にとって厳しい年となった。こうした中、従来の作付圃場や苗の定植方法等を試験的に変えて作柄向上を目指した。圃場変更では、トウガン・ヤーコン・ヤマトイモをおおくぼからじゅうねんだいへ移し、好結果を得た。しかしながら5区のサトイモの作付では高畝から平畝にしたものの水不足の影響か生育は極端に不良だった。
育苗では、スイカ・カボチャ・ピーマン・ブロッコリー・モロヘイヤ 等種を直蒔きせずポットで育苗定植した結果、 幼苗時の水不足の悪影響を抑え作柄良好につながった。虫予防では無農薬栽培に心がけ、苗の段階から虫取り、スギナ液の散布等により昨年より夜盗虫被害(ブロッコリー)を大きく抑えることができた。一方、獣害対策ではスイカの被害はなく成果を上げたもののラッカセイは全滅、エダマメは兎に芽の食害に遭い結実せず、ネギはサビ病で全滅した。沢山収穫できたコムギとソバは、上郷地区センターでうどん打ち会とそば打ち会を開催し沢山の仲間と賞味することができた。
9月の寄合では、農薬の使用について話し合い、苦労はあるけれども限りなく無農薬で作物栽培を行なうことを参加者全員で確認した。プラット栄ギャラリーに応募し、緑栄塾紹介の掲示を一カ月展示し、多くの区民が見に来た。また栄区民祭では、ハヤト瓜とヤーコンに加えてヤーコン茶が大好評で完売できた。年末には岩崎夫妻が初めて来畑して、我々の畑の管理に感謝の言葉をいただいた。アドバイザーの吉武さんが来畑し、名城大学の小池教授も視察にこられた。
2月の寄合では、会員へ過重な作業負担がかかっているとのことで、圃場減少の提案があったが、コアタイム内で耕作ができていることから、当面圃場減少は行なわない方針を確認した。
今年で創立20周年となるので、総会の時に創立時メンバーである飯田氏と黒柳氏に20年を振り返る講演をしていただき、20周年事業としてじゅうね んだいの畑に資材庫を建設することを採択した。また農機具の安全使用のため刈払機の安全講習受講の仕組みを作った。会運営としては催事役が空席となり催事は担当と畑番が行なうことになった。


スイカ畑にスギナ液散布 
ブロッコリーの青虫駆除
じゅうねんだいに資材庫建設(2016年度・21年目)

今年度の栽培環境は、年明けの異常な暖冬に始まり先行きが心配されたものの、春先に降雨に恵まれ作付の出足は好調だった。しかしながら夏から秋にかけては一転、台風の当たり年となり、加えて秋雨前線の活動が長引き記録的な日照不足の影響を受けた。この長雨で、作業計画に遅れが生じ、作柄も秋ジャガ、ラッカセイ、イモ、ソバ類に影響が見られ作柄は不良であった。一方、サトイモ・ヤマトイモは生育に必要不可欠な降水に恵まれ近来にない豊作だった。
育苗では、スイカ、カボチャ、ピーマン、ブロッコリー、レタス等幼苗時の虫害防止と水不足の影響を最低限に抑え安定した生育と収穫ができた。手作業によるブロッコリー等の虫取りやスギナ液の散布等で病害を防いでいるが、年々、獣・虫害が増え、セロリは夜盗虫で全滅、スイカやサツマイモまでも獣害を受けた。
定例作業日が雨等で中止となった回数は、年間で8日間あり、その都度水曜日に振替作業を行い、年間を通じて畑作業への大幅な遅れは見られなかった。 そばの花が咲いている時に小山内栄区長が来畑し、 おおくぼの憩いの広場で作り直した広報パネルを披露し理解を深めることができた。
恒例の区民まつりには、小麦粉、ヤーコン、はやと瓜に加えて今年から出品した里芋が好評だった。
今年の玄そば収量は43㎏で、今年も神奈川農産へ製粉依頼し、29㎏のソバ粉を得た。そば打ち会チームの活躍で今年は2回のそば賞味会ができ、会員外のお客さんも沢山来ていただいた。年始には、塾産のそば粉で区役所の方と塾の人達がそば屋『深山』でそば賞味会を開催し、地域情報誌『タウンニュース』に載る等会のPRにもなり、栄区役所との関係を深める活動を行なうことができた。
長年愛用した耕耘機ロビンが故障したため、今迄努力して積み立てた農機具購入積立金で、今まで評判の良かったヰセキの2台目の耕耘機を購入した。20周年事業として企画したじゅうねんだいの資材庫建設はWPにより12月に完成披露できた。これらは長年の会員の資金積立の成果である。
地域活動の拠点である野七里、笠間、桂台の地域ケアプラザから会の長年の活動状況を高く評価され、福祉保健活動団体Ⅰに昇格を認められた。
会員の畑作業の年間平均参加人数が20名を記録、今までにない盛んな畑活動を年間を通して行なうことができた。

小山内区長来畑(右端) 
「深山」でそば賞味会

広報パネルの作成 
共用農道の草刈り
