畑番日誌2019-4-28 (平成最後の作業日)

ゴールデンウイークに入り、今日は天気も農作業に絶好の日和となりました。前々日に降った恵みの雨で作物全般は順調に生育し、25名の参加者は各々、手際よく作業をこなしていました。農作業は、いよいよ本格的なシーズンを迎えました。
午後からは畑所有者の竹林整備とタケノコ掘りに23名が参加し、良い汗をかき交流の一時を楽しみました。

●作業内容: トマト定植、蔓なしインゲン種蒔き、ルッコラ苗移植 、 ヤマトイモ(96個)植付、ジャガイモ草取り・追肥・土寄せ、 草取り耕耘、野菜畝管理、落葉堆肥場管理、 畑周辺法面草払い、枯れ竹草類焼却、上段トイレの改修完了、竹林整備と筍掘り

●収穫:シイタケ、コマツナ、スナップエンドウ、キヌサヤ

竹林整備

畑番日誌 2019-4-21(今年は発芽が遅い?)

カキ花と熊蜂(体長2㎝・温厚で人は刺さない)

このところ降雨量が少なく地温も低かったためか発芽が例年に比べ遅れている模様。小松菜、ホーレンソウ、大根、ジャガイモ、ハヤトウリに発芽が認められるが、育苗中のトマト、トーガン、スイカ、カボチャはいずれも例年に比べ発芽が遅い。 この晴れの状態は当分続く見込み。畑にとっては適度な降雨が欲しいところだが、雨が降ると一斉に雑草が芽を吹き出し、これも困った問題。今日は23名が参集し、多岐にわたる作業に心地良い汗をかいた。

●作業内容: トマト植付準備 、 蔓なしインゲン・ダイコン種蒔き、コマツナ・ホーレンソウ種蒔き 、 シュンギク・ナバナ畑上げ・整地・耕耘 、 ヤマトイモ植付準備、 ソラマメ倒伏防止用支柱建て 、落葉堆肥場管理、草取り、枯れ草木等消却 、 上段トイレの改修

●収穫:サトイモ、春菊、カキナ、ナバナ、シイタケ、ニラ 

ソラマメの摘心と支柱建て

畑番日誌 2019-4-14(サトイモの植え付けと竹林整備)

先週はお花見をしましたが、その後、季節は冬に戻ったような寒い日々が続いて畑の野菜の被害を心配しましたが、野菜は寒さに負けずに頑張っていました。 今日は春らしい気候の中、26名が参加して予定されていた農作業を手際よくこなしました。 午後は畑所有者宅の竹林整備とタケノコ掘りをしました。参加した会員は旬のタケノコを収穫し、笑顔と共に持ち帰りました。

●作業内容(作業時間9:00~12:10 竹林整備13;30~14;50):サトイモ植付400個、耕作跡地管理耕耘、ナバナ畑上げ、蔓なしインゲン種蒔き準備、ダイコン種蒔き準備、竹林整備とタケノコ掘り

●収穫:ダイコン、カキ菜、ナバナ、シュンギク、里芋、ワケギ

 

畑番日誌 2019-4-7(植え付け準備とお花見会)

山里の山桜も今年は例年より早く満開で咲き誇っていました。26名が参加して、予定されていた農作業を終了した後、恒例のお花見をしました。美味しい甘酒をいただき、畑より収穫した菜バナのおひたし等を食べ、楽しく団欒しました。

●作業内容:(作業時間 9:00~11:30) ・コマツナ・ホーレンソウ種蒔き(1/2畝) ・ソラマメ 追肥土寄せ  ・サトイモ植付準備(種芋掘り出し、石灰撒布・耕耘)、法面他の除草他

●収穫:菜花、カキナ、大根、ブロッコリー、キャベツ

緑栄塾の歴史①

【誕生するまで】~それは開墾から始まった~

 横浜市は1992年(平成4年)に「ゆめはま2010プラン」を提起し、 栄区は1993年(平成5年)に「荒井沢緑地の里山再生事業計画」として「みどり塾」がスタートした。

 翌1994年(平成6年)、荒井沢の谷戸で「田起しと稲作を楽しむ」活動が始まり、これは後の荒井沢市民の森愛護会に受け継がれた。 1995年(平成7年)には、おおくぼの休耕畑で「ソバ作りからソバ打ちまで」の活動が始まり、繁茂した笹薮の開墾に着手した。一方じゅうねんだいの畑では、1992年(平成4年)から農業委員会主催の市民農業体験が行われていた。

 この2つの畑の地主さんが同じこともあり、2つの市民グループが合流して1996年(平成8年)に「荒井沢緑栄塾楽農とんぼの会」(略称:緑栄塾)の誕生となった。

皆で挑んだ開墾地(おおくぼ畑)(上方見えるのは、桂台の街並み)

【誕生~1996年度~】

 「じゅうねんだい」を中心に農作業を始め、さつま芋、大豆、黒豆、トウモロコシ、麦類(当時は大麦とライ麦)と順次栽培品目を増やしつつ、除草、木灰作り、堆肥散布、防獣ネット張りなど、農作業の基本を学びながらの活動であった。

 一方、ソバ作りで始まった「おおくぼ」の開墾は、格闘しながら少しずつ耕地を広げた。農作業を行いながら、子供虫取り会や農家との交流を深めるナベ談義を行うなど里山を楽しみ、年末に第1回収穫祭を賑やかに開くなど活動は活発であった。

 栄区役所区政推進課の物心両面にわたる支援で緑栄塾誕生1年目は、順調にその第一歩を踏み出した。

【開墾と農作業に苦戦~1997年度~】

 農事の素人集団は、農作業技術の習得に悪戦苦闘しつつも、おおくぼの開拓を着実に進めていった。畑の中心に生えていた4本のミズキの木を活かした「いこいの広場」は、腰掛け様に仮の丸太も置かれ、休憩や交流の場となった。

 未だ開墾されずに残っている周囲の林や笹薮に子どもたちを呼び、鳥や昆虫の観察会を行った。キジの巣や動物の足跡も見つかりリスも身近に生活しているようであった。市の3年間の助成終了後、いかに自立していくか?この会の運営をいかに進めていくか?大船の飲み屋が「寄り合い」と称した集いの場となり、喧々諤々と話題沸騰、賑やかに楽しく話し合った。

新規会員募集

◎緑栄塾では、“農”を楽しむ新規会員を募集しています。

 活動日時:毎週日曜日9時~14 時 (雨天は水曜日に延期)

 活動場所:横浜市栄区公田町荒井沢の畑地(「おおくぼ」と「じゅうねんだい」)

 集合場所:横浜市栄区公田町2316(集合場所・駐車場として庭をお借りしています)

 募集:どなたでも(農作業未経験者歓迎)

 参加費:月 300 円(入会金 2,000 円)

 問い合せ・連絡:問い合わせページからメールフォームを送信してください。