畑番日誌2020-4-26 作業時間短縮にもかかわらず予定作業を消化

カラスノエンドウ(根粒菌が窒素をもたらし害虫の天敵を呼ぶ)

温暖ながら強風の一日でした。春夏野菜の繁忙期に入り農作業は増えていますが、作業時間が25%も短縮されているので農事役の計画作りが大変です。幸いにも参加者が26名と多く、皆11時15分まで精一杯働き予定作業を終了することができました。ただ、楽しい食事の時間はなく、昼食は自宅でという事で解散しました。早く正常に戻ってほしものです。

●・天候:晴れ ・気温(午前9:00 17.5℃、11:50 20℃) ・風:時々強風 ・土の様子:適度の湿り ・土の流失:なし
●作物の観察記録(作柄状況、異常など)
・大根、ホウレン草発芽 ・中畑玉ネギのベト病改善傾向?(スギナエキス散布効果か)
●主な作業
◇おおくぼ
・1区 レタス定植 52株
・4区 ミズナ種蒔き(2畝) カキ菜畑上げ、苦土石灰散布耕耘
・5区 人参畝草取り 追加種蒔き
・6区 カボチャ定植準備
・竹支柱棒切り出し50本
◇じゅうねんだい
・前畑 ヤマトイモ、ヤーコン植え付け準備(スギナ取り、石灰散布、耕耘) ジャガイモの芽カキ、追肥、土寄せ:4畝
・奥畑 ソバの種蒔き 
●収穫物 ブロッコリー、カキナ、春菊、ワケギ、葉玉葱

畑番日誌2020-4-19 緑栄塾史上初! 昼食なしの短縮作業始まる

ナガミヒナゲシ

 昨日の嵐のような風雨はきれいに去って、陽光まばゆく草木も作物も一斉に萌え立つ様でした。大雨強風の被害はほとんど見られず、澄んだ空気の中で気持ちの良い作業が出来ました。雨後の畑土は重く、予定されていた「蕎麦の種蒔き」は次週に延期しましたが、追加された作業も含め23名の力で無事完了させることが出来ました。
 今日からコロナ対策で作業を11:15までに短縮した後、昼食をとらずに解散しましたが、軽めの作業で物足りなさも感じられました。

●天候:晴れ ・気温(午前9:00 14.0℃、11:00 17.0℃) ・風:微風 ・土の様子:湿り過多 ・土の流失:ほとんどなし(水路による土の流出防止効果)
●作物の観察記録(作柄状況、異常など)
 ・追加ホウレン草発芽 ルッコラ発芽 ・新設集雨設備順調満水
 ・玉ねぎにベト病発生か、今年は農薬使用せず、スギナ液に抑制効果を期待して散布予定
●主な作業
◇おおくぼ
 ・1区 エンドウ棚の調整管理  
 ・5区 スイカ定植準備 
 ・6区 ニラ畑 草取り 追肥
 ・7区 サツマイモ畑 畝だて準備
 ・9区 ゴーヤ種蒔準備 種蒔
 ・10区 果樹周辺草取り 一部
 ・落ち葉堆肥切り替えし管理作業
 ・畑周辺一部草刈り
◇じゅうねんだい 
 ・前畑 畑周辺草刈り 
 ・中畑 そら豆 芯止め
 ・奥畑への通路草刈り 中畑周辺一部草刈り
●収穫物 ブロッコリー、カキナ、春菊、ワケギ、
●特記事項 解散後、地主邸竹林整備(18名参加)

畑番日誌2020-4-12 時間短縮に努めながら活動続行!

今年も変わらず春の贈り物が

未明に降った雨も上がり、新型コロナウイルスの影響で家に閉じ籠っていた会員が里山の広大な畑をめざして何と26名も登ってきました。緊急事態宣言後の初作業とあって、会の活動も感染防止のため人同士の接触を最小限に止めること等を申し合わせ(後述)、朝の全体ミーティングは立ったまま簡潔に行い、作業指示は分担ごとに別れて行うなど時間の短縮に努めました。 
午後は春恒例の地主様宅竹林整備イベント(自由参加)。作業後は一列に並んでの配布にウキウキ、ガックリ(?)の副産物“筍”をそれぞれ得ての解散でした。

●天候:晴れ ・気温(午前9:00 8.5℃、12:00 11℃) ・風:無風 ・土の様子:適度の湿り ・土の流失:なし
●作物の作柄状況:・大根、ホウレン草発芽 ・中畑玉ネギのさび病疑い ・奥畑カボチャ一部発芽
●主な作業
◇おおくぼ
・1区 野菜畝管理(草取り)  
・3区 蔓なしインゲン畝たて種蒔(1畝2条)
・4区 レタス、ターサイ定植畝たて
・5区 大根追加種蒔き(25株補充、8株追加)
・6区 耕作跡地草取り管理耕耘
・なす等の竹支柱棒切り出し(350本)
◇じゅうねんだい  
・前畑 ネギ畑の定植準備(草取り、耕耘) ・じゃがいもの芽欠き
・中畑 そら豆の倒れ防止対策:支柱棒に紐掛け
・奥畑 ソバの種蒔準備:畝区画取り、ジャガイモ草取り
・前畑と中畑通路及び奥畑通路の草払い
●収穫物 ブロッコリー、カキナ、春菊、里芋 

●特記事項
◇新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた緊急対応策(世話役会議報告を畑寄合にて合意)
・ 緑栄塾は地主への援農活動として農作業を行っているので、畑作に必要で不可欠な作物の管理は現今の環境下においても継続して実施していく。
・人同士の接触を最小限に止めるため、打ち合わせや農作業の内容を絞り込み、時間短縮を図る。
・作業は11時15分に終了し、中締め・収穫物頒布の後、昼食を取らずに解散する。
・緊急対応策は「緊急事態宣言」に合わせて5月までとする。6月以降は状況を見て判断する。
◇事故報告
 ・転倒したはずみに目部を怪我した事故あり。雨後の土は滑りやすいので注意を。

畑番日誌2020-4-5 新型コロナに負けず種蒔きに精を出す!

憩いの広場に仮設ベンチを置いて「分散昼食」を実施

山桜の花びら散る山道を登って24名の会員が参加し、野菜の種蒔きや植え付けに精を出しました。新緑の風が吹き抜ける畑作業は新型コロナウィルスとは無縁の世界ですが、昼食時にテーブルを全員で囲むと肩が接する距離になるため、憩いの広場に仮設ベンチを15人分ほど設けて「分散昼食」を実施しました。そんな中、暫く自宅療養されていたTさんが久しぶりに参加され、大きな拍手で迎えられました。

●作物の観察記録
・小麦穂ばらみ期
・長ネギ苗、玉ネギ、ソラマメ、エンドウの育成は良好 
・カキナ、ルッコラ等はとう立ち花
●主な作業 (天候:晴れ ・気温:9時14℃、12時14℃ ・風:無風)
◇おおくぼ
・1区 耕作跡地;草取り管理耕耘、エンドウ;草木灰追肥
・2区 里芋等植付け(里芋24×9畝、八頭24×2畝) 
・5区 赤カブ 追加種蒔き:1/3畝
・6区 サツマイモ予定地管理耕耘:草取、管理耕耘
・8区 ニラ:1畝半、赤ジソ、ルッコラ: 種蒔き
◇じゅうねんだい  
・中畑 ソラマメ:支柱立て
・奥畑 保存里芋等掘り出し
●収穫物 ブロッコリー、カキナ、春菊、ワケギ

畑番日誌2020-3-31 山桜満開、澄んだ空気の山畑で振り替え作業を消化

ハナダイコン(アブラナ科)

29日(雨天)の振り替え作業日。気温は朝からほとんど変わらず肌寒い一日でしたが、12名の会員が新緑の里山の空気を吸いに登ってきました。山桜が満開となり、木々は様々な緑色を重ねて一年で一番美しい季節となりました。しかし、葉物野菜の頒布も品数が少なくなり、帰りの収穫籠は軽いものでした。

●主な作業 (天候:曇り 気温9時9℃、12時11℃ 風:無風)
○おおくぼ
・1区:エンドウの草取り、追肥、土寄せ、 
・2区:ダイコン畑上げ、苦土石灰散布耕転 
・4区:ホーレンソウ種まき、(1畝 3条)
・5区:カブ種まき(1畝 4条)、ダイコン種まき(150株) 、追肥、土寄せ
・8区:追肥、土寄せ
・堆肥場:管理作業完了
・クヌギ材に椎茸の菌植え(8本) 
 ○じゅうねんだい
・前畑・中畑・奥畑 作業なし 
〇収穫野菜:カキナ、ブロッコリ-、わけぎ、ダイコン
●連絡事項
○昼食時は分散形式で間隔を取って座るよう、代表より指示あり。
4月12日は竹林整備の予告がありました。