2月23日(日)午後、栄区社会福祉協議会の研修室にて「荒井沢緑栄塾楽農とんぼの会2020年総会」を開催しました。28名の会員が参加し、2019年度活動報告並びに2020年度活動計画を審議しました。
冒頭、赤羽代表代行より「この一年は天候不順により作物の収穫に多大な影響があったが、会員の協力で無事活動できたことに感謝します」と挨拶がありました。
2019年度活動報告では、農事役より「栽培環境は春先の少雨、長梅雨による日照不足、台風の直撃等で作柄に多大な影響を被った。加えてサツマイモの獣害もあった。一方で、ナス・トマト・長ネギ等の試作の道が開けた」と報告がありました。 環境保全面では「畑全体と周辺の環境整備を実施し、台風による倒木の撤去、農道清掃、草刈、焼却、堆肥作り等を行った」こと、施設資材面では「施設の補修、管理機・刈払機の点検・修繕・講習等」を行ったこと、催事面では「ソバの花見会は台風によるソバ全滅のため中止したが、他の催事は予定通り実施し、径のサツマイモ掘りとソバ打ち会には市販のイモとそば粉を使用した」こと、広報面では「ぷらっと栄の広報誌記事掲載、区民祭でのチラシ配布、旧HPに代わって6月にブログを立ち上げ運用を開始した。2名の新規入会があった」と報告がありました。そして、会計報告・監査報告の後、採決にて承認されました。
次に、2020年度の代表・世話役・担当の選出については、会則に従い世話役会の案に基づき審議を行い、大中代表以下の役員案が承認されました。
休憩の後、2020年度の活動方針・計画案の審議に移りました。
まず、大中代表より今年度の基本方針として、「グループの活動力と個人の技の組み合わせを生かすこと、おおくぼとじゅうねんだいの作業人員配置の目安を設けること、安全の確保と体調管理への配慮に重点を置きたい」との説明がありました。
農事役からは、「作付に当たり作物エントリーを広め、会員による育苗を進める。じゅうねんだい奥畑の作付規模を減らして作物品種を変更する。台風の影響を回避するため秋ソバから夏ソバに変更する」等の方針が示されました。
その他、環境保全計画、施設資材計画、催事計画、予算計画等が各担当から示され、採決の結果、賛成多数にて承認されました。
総会終了後、恒例の懇親会が大船「いちぜん」で催されました。総会を最後に退会された鏡淵前農事役に花束が贈られました。